歯と歯ぐきの治療

歯が痛む

痛いから虫歯とは限りません。

虫歯の進み方

歯がしみる

それはむし歯ではなく、知覚過敏かもしれません。 昔は歯みがきをしすぎると歯が削れてしみると いわれたこともありましたが、今では歯みがきのしすぎでは、そこまで歯が削れないことがわかっています。歯に強い力がかかると(咀嚼以外のかみしめや、歯ぎしり)歯の噛む面から、歯の一番弱い部分である歯ぐきとの境目あたりに力が伝わり、歯の表面がえぐれてきます。またこの時歯ぐきも下へ下がり歯が長くなったようにもなります。歯の中の神経の管が表面に露出するために冷たいお水がしみたり、歯ブラシをあててしみたりします。治療としては、削れた歯の表面を覆って神経の管にコーティングすること。かみしめをしないように気をつけることが大切です。

小さい虫歯

※虫歯の大きさは、見た目では分かりません。しっかりと診断をして治療計画を立てます。

虫歯で溶けた部分を金属で補ったり、抜歯して歯がなくなった部分に入れ歯を入れることを「補綴治療(ホテツチリョウ)と言います。欠けた部分を放置しておくと、そこから細菌が入り込んで虫歯などに発展することがありますし、抜けたままにすると噛み合わせが大きく狂ってしまいます。当院ではレントゲンや噛み合わせのチェックをして補綴治療をしていきます。普段の姿勢や生活習慣、全身のバランスをチェックして治療をしていきます。

詰め物

素材 特徴 費用
バラジウム 保険適用の銀色の金属。歯の硬さより硬いので、歯そのものにダメージがおきやすく、金属のわきがかけて、二次的にむし歯になりやすい。 保険適用
ゴールド
20k~22k
歯と同じ硬さなので噛んだときの違和感がでにくく、二次的なむし歯になりにくい。フィット感がある。 20,000円~60,000円(税込)
ジルコニア 白く目立たないが、噛む力に対しては弱く、かけやすい。 20,000円~60,000円(税込)

歯を白くしたい

前歯は保険でも白くできますが、もう少しうしろまで笑うとみえてしまうもの。被せるもので、ずいぶん印象は変わります。

被せ物

素材 特徴 費用
金銀パラジウム合金 銀色をした合金(銀・パラジウム・金・亜鉛・銅など)の冠です。安価であるのが最大の魅力ですが、歯に比べると硬い素材でできているので噛み込みがキツかったり歯ぎしりなどをする方には、あまりお薦めできません。 1,000~3,000円位  (場所・保険による)
金合金(20K) 金色をした冠です。20Kは粘りがあり、柔らかい金属であるため、噛み合わせる歯への当たりが優しく、尚且つセラミックスのように割れてしまうこともありません。噛み込みがキツかったり歯ぎしりするなど、咬合に不安がある方に最適です。 84,000円(税込)
金合金(20K)前装 審美的な意味から金合金(20K)の頬っぺた側の面に、白い材質を貼った冠です。噛み合わせの面がゴールドなので、性能は金合金(20K)と変わりません。 89,250円(税込)
メタルボンド 合金の上に陶材(セラミックス)を焼き付けた保険適用外(自費)の冠です。噛む面も白く、自然歯に近い色なので審美的にはとても優れていますが、表面が陶材なので欠けやすいという欠点があります。噛み込みがキツかったり歯ぎしりなどをする方、大臼歯にはお薦めできません。 105,000円(税込)

歯の修復材料には「金」がおすすめです

食事などによって歯を噛み合わせる回数は、1年間に約30万回と言われます。 そのため、歯は自然に磨耗していくのが普通ですが、一般的な保険治療で使われる金属は硬すぎるため歯と一緒に磨耗しません。 結果として、歯と金属の間に隙間ができて、虫歯の原因になってしまったり、硬い部分に力がかかり過ぎるので、 歯に負担がかかってしまいます。

そこで、当院がおすすめするのが金です。金は保険も適用されませんが、本物の歯と同じくらいの硬さで、 天然歯と同様に自然に磨耗するため歯を守ることができます。 さらに、昔から使われてきていて金属アレルギーの原因にもなりにくい安全性の高い素材です。
噛み合わせの変化に対応するので長期的に虫歯になりにくく、フィット感と咀嚼感は最高です。

入っていた金属のわきからむし歯になってしまった。となりの歯はゴールドでマッチしています。

小さい虫歯

根管とは歯の神経(歯髄)が入っている部分で、根管から神経を除去して薬剤や樹脂を詰め込む治療を「根管治療」と言います。 根管治療は、できるだけ歯を抜かずに残すために重要な治療法です。 虫歯に冒された神経は除去して、感染した部分を消毒してもう一度使えるようにします。 また、既に神経の治療がされている歯の根が悪くなることがあります。 その場合再度、根の治療をすることがあります。根管治療は歯の形や中の状況によって時間がかかることがあります。 神経がなくとも歯は機能することができます。

しかし当院では、健康なお口の維持には自分自身の歯を残すことが重要だという考えから、 できるだけ患者さん自身の歯を残す根管治療をおすすめしています。

また、一度根の治療をしてあっても根の先が膿んでしまって痛んだり腫れたりすることもあります。その場合はもう一度根の治療をして根の中をきれいにします。

歯ぐきが膿む・腫れる

歯周病の原因は、一般的にプラークに含まれる歯周病菌だと言われていますが、 歯がグラついてくる原因には生活習慣や体質が関係することもあります。

歯周病菌が原因になっている場合は歯磨きをすることが効果的な治療になりますが、原因によっては、 一生懸命歯を磨いていても治らないことがあるのです。自分がどのタイプの歯周病かを知ることが、治療への近道になります。 プラークによる歯周病、かみしめによる循環障害、もともと体に冷えがあり、循環の悪い場合、体の免疫力が不足など、 同じ歯がグラつくにしても原因は様々です。また、糖尿病と歯周病の関係もあります。

当院の歯周病治療

1.プラーク(歯垢):炎症をおこす細菌

ブらーク(歯垢)

プラークは目でみると歯についている白いもの。
食べかすと思われがちですが、実は細菌の塊。
この細菌が出す毒素が歯ぐきに炎症を起こします。
この段階では歯ブラシでとることができます。

プラークが細菌だということが目で確認できます

ミクロの世界に棲む歯周病菌は肉眼では見ることができませんが、当院では歯周病菌を見ることができる顕微鏡をご用意しています。 歯の表面についている汚れを「プラーク」と言いますが、これは食べかすではなく口の中の細菌です。 治療前に、顕微鏡でプラークをご確認いただきます。

PMTC
「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医師や歯科衛生士による専用器具を使用したお口のクリーニングを指します。 普段の歯磨きでは届かない部分までクリーニングします。
スケーリング・ルートプレーニング

スケーリングとは、歯と歯の間や歯周ポケットに入り込んだプラークや歯石をスケーラーという器具で取る処置です。 プラークが硬化して歯石になると、歯ブラシでは取れません。また、歯周ポケットの中までプラークや歯石は入り込んでしまいます。 この歯石を取ることが歯周病治療の重要なポイントです。

歯ぎしり、くいしばり

普通は唇を閉じていても、歯はかみ合っていず 上下の歯と歯の間には、安静空隙といって 隙間があるはず。
仕事中無意識で噛みしめていたり、 夜歯ぎしりをしたりすると、 過大な力がかかることで、 歯や骨に負担がかかります。
噛みしめることで、歯周組織の循環障害を 招き、歯ぐきや骨に栄養がいかなくなります。
ガムをかむのは、くいしばりに近い行為なので お薦めしません。
歩行が足りなくても噛みしめがおきます。

生活習慣

  •  睡眠時間が一定でない
  •  脚を組むくせがある
  •  寝っ転がってTVをみたり、本を読んだりする
  •  ほとんど歩かない
  •  長時間する趣味がある

不規則な生活で顎の位置が不安定になり、食生活も乱れ、からだの免疫力も落ちます。

薬を飲んでいたりすることも関係します。糖尿病や腰痛は歯周病と深く関係あります。

4.体の免疫力

疲れていたり、体の免疫がおちていたりすることも歯周病と関係あります。冷え性(手足が冷たい)も歯周病と関係あり ます。糖尿病と歯周病が密接な関係であることは今では広く知られています。

口臭が気になる

口臭の原因の一つは口の中の汚れです。歯垢がついていて歯にこびりついて いても 口臭になりますし、歯周病が重度になるにつれ歯茎の炎症が顎の骨に まで進み、歯周ポケットから膿がでるようになると口臭はさらに ひどくなり ます。これは、歯周病の治療をすれば治ります。歯ブラシがちゃんとできていても口臭になることもあります。ホルモンバラ ンスの 関係であったり、ストレスであったり、睡眠不足であったり、内臓の病気からくることもあります。ストレスの場合は体をやすめ、緑 茶をゆっく りのんだりすることでよくなることもあります。

歯周病の恐怖

歯周病菌は、歯ぐきに炎症を起こすだけでなく、体内に入り込むことでさまざまな全身症状を引き起こすことがわかっています。

肺炎 体内に入り込んだ歯周病菌が肺に入り込むことで、肺炎を引き起こすことがあります。
心臓病 心臓周辺の血管に炎症を起こし、動脈硬化を招くことで心筋梗塞を引き起こすことがあります。
糖尿病 歯周病菌の感染によって糖尿病が悪化し、糖尿病にかかることで歯周病も悪化します。
早産 歯周病菌が子宮の筋肉の動きに影響を与えることで、早産を引き起こすことがあります。

親知らずが気になる

親しらずは無い人も多いですし、あっても4本全部は無いことの方が多いです。 また、現代人は顎が小さくなってきていて、親知らずがちゃんと出てこられず、全部もぐっていたり、半分もぐっていて頭だけでてい たりすることもあります。

 

 

親知らずは歯茎が腫れたり痛みがなければ無理に抜くことはありません。
また、上の 親知らずが無くて下だけある場合は噛んでいないと思っても顎の動きによってきちんと仕事をしていて実はとっても大切な役割をして いることがあります。

 

安易に抜かず、噛み合わせをよく確認して治療をして残すことも必要です。